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残留塩素
 水道水の消毒のために注入される次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素剤が、効力を残して水道水中に存在しているものを残留塩素といいます。その中で、次亜塩素酸または次亜塩素酸イオンとして消毒効果を持つものを「遊離残留塩素」、アンモニアと結合して緩やかな消毒効果をもつものを「結合残留塩素」といいます。

 水道法では感染症を防ぐ観点から、給水栓において遊離残留塩素が0.1mg/L以上確保されなければならないと定められています。しかし、水道水中に残留する塩素は、カルキ臭を与えます。わずかな残留塩素は、一般ではほとんど気になりませんが、濃度の高い場合には、臭いが鼻についたり、水の味を悪くしたりします。しかし、通常含まれる濃度では、健康に問題はありません。

 水道水を飲む場合に残留塩素が気になるときは、次のような除去方法があります。
 1.沸騰させる
  沸騰させると残留塩素は分解して揮散します。もっとも簡単な方法です。
 2.レモンをしぼる
  レモンに含まれるビタミンCには還元作用があるため、酸化作用のある残留塩素と
  反応して分解することができます。

 また、喫茶店などで出てくるレモン水は、残留塩素を除去する効果とレモンの風味で水に爽快感をつける2つの効果があります。




こらぼ2007年春号より抜粋