TOP > 気になる「水」「食」「大気」のはなし > 冷蔵庫に忘れがちな野菜。何かいい保存方法はないですか?  
冷蔵庫に忘れがちな野菜。何かいい保存方法はないですか?
 現在、使わずに捨ててしまっている野菜の量は、4人家族の場合、年間40キロにもなります。捨てないためにも、計画的に購入して、料理に使い切ることが大切ですが、なかなか難しいのも現実です。

 そこで、野菜の保存方法についてお話します。

 低温障害になるので、なんでもかんでも冷蔵庫に入れない。特に、生姜、バナナ、さつまいもは、冷蔵庫で保存しなくても大丈夫です。但し、カットしたら、ラップして冷蔵庫に入れてください。

 根菜類、なすび・トマトは、夏場以外は冷蔵庫に入れない。根菜類は、泥つきのままのほうが長持ちします。

立てて保存 ほうれん草、春菊、アスパラ、ねぎなど
野菜は生きています。
横に寝かせると上に成長しようとするので、無駄な栄養や糖分を使います。
水分を与えない きゅうり、なすび、ブロッコリー、カリフラワー 、キャベツ、ピーマンなど
水分を与えたほうがいい ほうれん草、小松菜、春菊などの葉野菜
湿らせた新聞紙などに包んでポリ袋に入れ、立てて保存。
野菜、果物の保存の相性 良いもの「キウイ&りんご」「じゃがいも&りんご」。
りんごが出す成分(エチレンガス)に、キウイを熟成させたり、じゃがいもの芽の生育をおさえたりする働きがある。
その他 鮮度保持と書いてある野菜袋の再利用




こらぼ2006年冬号より抜粋