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質問
 精液検査の検体提出方法は?

 精液検査では、精液量、精子濃度、運動率(質)、精子の形態が非常に大事となります。
 
 検体採取には、射精しない期間(禁欲期間)を2日(48時間)以上5日以内とします。禁欲期間が長すぎると、運動率の低下、正常形態率の低下などが起こります。
 
 精液検査の回数は、3カ月以内に少なくても2回行い、2回の結果に大きな相違がある場合はさらに検査を行います。
 
 採取方法は、蓋つきの広口容器への直接採取(マスターベーション)全量を入れて蓋をしっかり閉めます。注意点として、初期射精は精子濃度、運動能共に高いため前半をこぼすと検査値が低くなる傾向があります。コンドームを使用すると、精子の運動能に影響を及ぼす可能性があります。性交中断射精は、時間的制限があることから全量採取できない可能性がるので推奨できません。
 
 運搬方法は、精子は一般的に20℃以下や40℃以上になると運動率が低下することが報告されています。採取した精液の温度が下がらないよう、とくに冬場は注意が必要です。容器をタオルなどで包んで採取時の温度を保ちましょう。その際、カイロなどで保温しないようにしてください。また、精液検査は採取から検査までの時間が短ければ短いほど、検査結果の信頼性があがります。
 
 容器を提出する際、患者氏名や生年月日、採取日時、採取方法などの記載が必要となり、とくに採取時間は必ず記入するようにしてください。