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質問 腫瘍マーカーのCEAが高値にでました。癌(がん)以外でも高くなりますか? |
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回答 CEAは、代表的な腫瘍マーカーで現在もっとも多く測定されています。 CEA値は大腸、肺などの癌で陽性となります。また慢性肝炎や糖尿病など良性疾患でも陽性を示すことがありますが、この場合のCEA値はあまり高くはなりません。健常者では長期喫煙者の陽性率が高く、CEA値は喫煙量に比例し、正常値上限の2倍位まで上がります。 腫瘍マーカーとは、癌細胞または癌に対するからだの反応によって作られ、血液や尿、組織などで増加している物質のことです。しかし、癌細胞だけでなく、正常細胞でもつくられますので、健常な人の体内にもわずかに存在します。また、悪性腫瘍だけでなく、良性の疾患でも上昇することがあります。 このように、癌以外の原因で腫瘍マーカーが陽性になることを「偽陽性」といいます。
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